バドミントンレッスン、農作業体験者を募集開始予定!!

愛と調和のバドミントンへ⑥

コラム

生命を全うした肉

 森川牛を紹介され食べた時、本当に味わい深くおいしく、お腹に残る感じがなく、翌日の便も全く問題がない状態でした。なぜなのか?お話を聞いていると、牛は寿命まで大切に育てられ、亡くなる直前にお肉になるそうです。そこには殺される恐怖などがなく、出来るだけ自然に近い状態で放牧されることでストレスから解放され、牧草以外のエサも発酵させてあるものなどを与えられています。ダーウィンが「動物にも喜怒哀楽がある」と言っている通り、動物をモノ扱いせず大切に育てることで、恐怖や不安の感情がなく、腐敗しにくい、環境の循環に優しい肉となっているのだと思われます。モノ扱いされた動物は殺される恐怖や生き方への苦痛が筋肉を硬直させ硬い肉ができると言われています。もしかすると霜降り肉は脂肪分を多く含ませることでその硬さをごまかしているのかもしれません。
 鹿肉に関しても同じような体験をしました。岡山県である猟師さんからいただいた鹿肉は非常にやわらかく、とても味わい深いものでした。なぜそうなるのかを聞いたところ、罠猟で捕らえた後、すぐには絞めずにしばらくしてから絞めるそうです。そうすることで少しでも恐怖を和らげてあげ、柔らかいお肉になるそうです。

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