今回も吉野へお味噌づくり体験に行ってきました。黒豆を使って作ります。今回は下準備ということで豆を鞘から出して集めるという作業でした。



日陰はかなり冷えるので薪ストーブが用意されました。煙突が長くなっており、排ガスを抑えて燃焼効率が良くなるそうです。一つ欲しいな〜。
割り箸を捻りながら折っていれ、新聞紙を丸めて入れました。火が安定してくると太めの薪を入れていきます。この上で焼き芋を焼いたり、鍋で食べ物を温めたりします。



まず豆の枝を袋に入れて、地面でバンバン叩きます。ある程度豆を落としてから、あとは手で豆を出していきます。軽めに叩かないと豆が割れるので慎重に行いました。このあと選別があるそうですが、よくわからないので全て集めていきました。なかなか根気のいる作業です。
ストーブで鍋を温める。いい絵ですね〜!!



作業中に「鹿がかかった!!」と声が聞こえてきました。どうやら近くに仕掛けた罠に鹿がかかったようです。罠にかかった猪は見たことがありましたが、鹿は初めてです。
「電気止め刺し機」なるもので関電死させるそうです。その方が苦しみが少ないとのこと。アースを金網に繋げていよいよ…。
一部始終を見学させていただきました。鹿は害獣指定されているのでこの殺生は仕方がないのですが、なんとも胸に込み上げてくるものがあります。「ナンマンダブ」言うときや〜というお声に、見学者は手を合わせました。
せっかくなのでお肉をいただきたい、の要望に血抜きをしていただきました。


背中から皮を剥いでいきます。このあと、私も皮剥ぎと肉捌きを体験させていただきました。写真は控えておきます。体験感想は…直接私にお聞きください…すごかったです🙏
少しお肉を分けていただき、みんなでいただきました。青空の元、臭みもなく美味しくいただきました。
人生初の鹿解体作業。あらためて生命の尊さと儚さを感じ、そのエネルギーを繋いでいく責務を負った感じがしました。今でもあの鹿のエネルギーが体内に宿っていると思うとドキドキします。
さて、次回は本格的にお味噌づくり。常在菌を味噌に入れるということなので体調管理を万全にしておきたいと思います。
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